本コースの入学試験について

本コースは学部をもたない独立大学院である環境科学院の特性を活かして、これまで気象学や海洋物理学を含む地球科学を学ぶ機会のなかった他大学の理系学部に所属する学生を積極的に受け入れています。

このことは、本コースが実施する入学試験(筆記試験と面接)においても同様で、英語、数学、物理の知識だけで受験可能なように問題を構成しています。もちろん、学部で地球科学を既に学んでいる人はそれを活用することも可能です。

本コースの受験を考えるあなたのための3ステップ

とにかく興味が第一! 気象学、海洋物理学、気候学、その他、海氷、温暖化、エルニーニョ、オゾン層、などなど地球の自然環境の成り立ちに興味がある。ちょっと(もっと?)勉強してみたい。そんな人は以下の3つのステップにトライしてみてはいかがですか?

① 情報収集 このサイトのあちこちを見て、まずは本コースのカリキュラム、担当教員や学生の研究内容が自分の興味にあっていそうかどうかチェックしてみましょう。
② 過去問題の取得 本コースがあなたに合っていそうだと思ったら、入試過去問題をゲット! 試してみましょう。(必答問題については最近ボランティアによる解説が載りました。)
③ 出願手続き 専攻の入試情報のページで入試日程と概要を確認した上で、出願手続きを行ってください。
*出願手続きはウェブ上ではできませんので御注意ください。

募集要項・出願書類・学院紹介パンフレット

募集要項、出願書類、学院紹介パンフレットを希望される方、また、入学試験に関するお問い合わせをする方は、大学院環境科学事務部 学術助成掛までお願いします。 募集要項は環境科学院 入試情報ページからもダウンロードできます。 パンフレットもダウンロードできます。

大学院環境科学事務部 学術助成掛

〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目
北海道大学 大学院環境科学事務部 教務担当
TEL 011-706-2204,2205
FAX 011-747-9780
E-mail: kyomu★ees.hokudai.ac.jp (★はアットマークで置換)

万一、本ページに掲載されている情報と募集要項に書かれている情報が異なっている場合、募集要項に載っているものが正しい情報です。

入試概要と日程

修士課程

地球圏科学専攻の修士課程の入学試験は3回あります。
主な入試は最初の秋季入試ですので、迷ったらそれを受験すること勧めます。

秋季入試(8月下旬、募集人数は専攻全体で30名程度)の試験科目
外国語(英語) TOEFL, TOEICまたはIELTSスコアシート提出による (募集要項参照)
専門 必答問題: 数学および物理学から基礎的な事柄を問う小問について全て解答。
選択問題:数学1問、物理学1問、地球物理学(気象学、海洋物理学)2問、 合計4問のうちから1問を選択し解答。
口述試験 面接
秋季特別入試(10-11月、専攻全体で数〜10名程度募集)の試験科目
外国語(英語) TOEFL, TOEICまたはIELTSスコアシート提出による (募集要項参照)
基礎学力試験 数学及び物理学より、基礎的な事柄について問う筆記試験。秋季(8月)入試の必答問題相当の内容、分量
口述試験 試験当日に提出する志望動機等に関する書面並びに出願後に受験者に送付する課題にもとづく発表・質疑応答
春季入試(2月下旬から3月上旬、専攻全体で数〜10名程度募集)の試験科目
外国語(英語) TOEFL, TOEICまたはIELTSスコアシート提出による (募集要項参照)
専門 必答問題: 数学及び物理学から基礎的な事柄を問う小問について全てに解答。
選択問題: 数学1問、物理学1問、合計2問のうちから1問を選択して解答。
口述試験 面接

博士課程後期課程

地球圏科学専攻の博士後期課程の入学試験は2回あります。

秋季入試を本コース志望で受験する際には注意事項をご確認ください。

秋季、春季に実施
外国語(英語) TOEFL, TOEICまたはIELTSスコアシート提出による (募集要項参照)
口述試験 面接。修士論文を中心とする。
秋季(8月末):完成した修士論文もしくはそれに相当するものを試験日に持参すること。
春季(2月末予定):修士論文要旨(A4用紙3枚以内)を出願時に提出すること。

入試に対する考え・各入試の特色

修士課程の各入試の特色やどれを選べばよいかということを説明します。まず、本コースは、これまで気象学や海洋物理学を含む地球科学を学ぶ機会のなかった他大学の理系学部に所属する学生を積極的に受け入れています。カリキュラムもそれと整合的に構成しています。 この理念に基づいて、3回の入試のいずれにおいても量の多寡はありますが物理学と数学の筆記試験を課しています。ただし、出題分野は入学後の学びの基礎となる範囲に絞っており、広くはありません。 各入試にはそれぞれ特徴がありますが、我々としてはいずれも、入学後の学びについていき修士にふさわしい研究が行えそうかどうかをみることを重視しています。ただし、基礎がよりよく身についているほど入学後に役立ちますので、良く準備して臨むことが望まれます。

秋季入試(8月)

例年、入学者の大部分が受験する、主たる入試です。本入試は筆記試験が中心です。 物理学と数学の基礎が身についているかを問う必答問題2題に加え、4題から1題を選択する選択問題があります。 選択問題の内訳は数学1問、物理学1問、地球物理学(気象学、海洋物理学)2問です(選択問題の数と内訳は2023年度実施の試験から変更されています)。 得意分野で勝負しましょう。気象学、海洋物理学の出題がありますので、学部で学んでいる人はそれを活用することも可能です。口述試験はいわゆる面接です。

秋季特別入試(10月)

2013年より始まった新しい入試です。募集人数は若干名です。本入試を実施する趣旨は、より多様な学生を広く募集することにあります。 いわゆるAO入試的な性格を持ち、口述試験を重視します。 試験の詳細な案内は「秋季特別入試について」の頁に掲載しますが、長めの口頭試問である「課題発表試験」を実施します。 本コースでの学びについていく基礎の確認のため、秋季入試(8月)の必答問題相当の内容、分量の筆記試験(「基礎学力試験」)も実施します。

春季入試(2〜3月)

試験の形態は秋季入試(8月)と同様ですが、地球科学を学ぶ機会のなかった理系学部所属の学生を選考するためのいわば 最小構成の試験を実施します。試験科目は専門科目で、試験問題は数学2問、物理学2問のうち各1問は必答問題で、秋季試験の必答問題相当です。 残る各1問は選択問題で、どちらか1つを選択して解答します。こちらは秋季試験の選択問題相当です。 口述試験はいわゆる面接です。


どれを選べば良いか...

秋季入試(8月)は例年入学者の大部分が受験する主たる入試であり、また最初の機会でもありますので、まずはこれを受験することを考えてください。他の入試の出願時期はこの入試の結果が出た後になります。 秋季特別入試(10月)は8月の入試とは性格が異なりますので、上の説明や「秋季特別入試について」の頁をみて自分にふさわしいと思ったら受験してください。秋季入試に都合がつかなかった場合もこちらを受験して下さい。 春季入試(2〜3月)は、それまでに進路が決まってなければ奮って受験してください。

秋季特別入試(10月)について

2013年より始まった修士課程の新しい入試です。 本入試の趣旨は、他の入試(秋季入試・春季入試)に比べより多様な学生を広く求めることです。いわば大学院版のAO入試であり、志望動機等に関する書面と口述試験を重視します。従来の筆記試験だけでは測りにくい能力や経験、意欲などをもとに総合的に判断します。

我々としては、例えば次のような学生を想定しています。なお、いずれの場合も数物系の素養がある程度はあることが前提となります。その点をみるために「基礎学力試験」も実施します。

  • 科学的な思考力・表現力に富む人。
  • プログラミングやフィールドワーク、機器開発のスキルなど、大気や海洋の研究に役に立つが従来の専門試験では測れない能力・経験をもつ人。
  • 強い研究意欲・学習意欲、または旺盛なパイオニア精神をもつ人。

など。この限りではありません。

受験にいたるきっかけは、様々な分野で大学院を受験したが結果が思わしくなかったり、就職活動等を通して改めて進路を考え直したりといったことでも構いません。このウェブページを開いた人はおそらく、大気や海洋、地球環境に何らかの興味を持つ人でしょう。偶然の出会いや「なにかピンときた」ことがきっかけでも、モチベーションを高められれば良いのです。

また、本コースには従来から、一旦社会に出た後学び直そうという人も多く入学しています。そのような人の受験も歓迎します。

秋季特別入試についてのより詳細な情報は、こちらの資料をご確認ください。

入試過去問題

過去の入試問題のうち、専門科目(秋季・春期入試),基礎学力試験(秋季特別入試)についてはこのページからPDFファイルの形式でダウンロードできます。 秋季特別入試の課題発表試験の課題図書(英文記事)についてはこちらをご覧ください。 2023年度に行った入試から出題形式が変更されています。 2024年度に行う入試から外国語の試験はスコア提出になります。したがって過去問の配布はありません。

必答問題の解説ページ

数学や物理に不慣れな人はボランティアによる 必答問題の解説のページがありますのでご利用下さい。

入試過去問題ダウンロード

Windows, Macintosh上でPDFファイルを閲覧するためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

  入学年度     試験実施時期   PDFファイル 
2026年度 2026年2月 160KB |
2026年度 2025年11月 122KB |
2026年度 2025年8月 1.3MB |
2025年度 2025年2月 133KB
2025年度 2024年11月 119KB
2025年度 2024年8月 994KB
2024年度 2024年2月 257KB
2024年度 2023年11月 247KB
2024年度 2023年8月 790KB
2023年度 2023年2月 242KB
2023年度 2022年11月 1.8MB
2023年度 2022年8月 789KB
2022年度 2022年2月 294KB
2022年度 2021年11月 188KB
2022年度 2021年8月 4.1MB
2021年度 2021年3月 144KB
2021年度 2020年11月 200KB
2021年度 2020年8月 1.1MB
2020年度 2020年2月 155KB
2020年度 2019年11月 109KB
2020年度 2019年8月 3.4MB
2019年度 2019年2月 -
2019年度 2018年11月 99KB
2019年度 2018年8月 2.0MB
2018年度 2018年2月 -
2018年度 2017年10月 54KB
2018年度 2017年8月 2.7MB
2017年度 2017年2月 193KB
2017年度 2016年10月 386KB
2017年度 2016年8月 3.6MB
2016年度 2016年2月 -
2016年度 2015年10月 65KB
2016年度 2015年8月 1.2MB
2015年度 2015年2月 167KB
2015年度 2014年10月 386KB
2015年度 2014年8月 391KB
2014年度 2014年2月 41KB
2014年度 2013年8月 244KB
2013年度 2013年2月 71KB
2013年度 2012年8月 339KB
2012年度 2012年3月 190KB
2012年度 2011年8月 191KB
2011年度 2011年3月 88KB
2011年度 2010年8月 843KB
2010年度 2010年3月 46KB
2010年度 2009年8月 266KB
2009年度 2009年3月 96KB
2009年度 2008年8月 748KB
2008年度 2008年2月 44KB
2008年度 2007年8月 661KB
2007年度 2007年2月 33KB
2007年度 2006年8月 223KB
2006年度 2006年2月 50KB
2006年度 2005年8月 109KB
2005年度 (追加募集) 2005年3月 48KB
2005年度 2004年8月 462KB
2004年度 (2次) 2004年2月 46KB
2004年度 2003年8月 101KB
2003年度 (2次) 2003年2月 -
2003年度 2002年8月 89KB
2002年度 (2次) 2002年3月 199KB
2002年度 2001年9月 774KB
2001年度 (2次) 2001年3月 207KB
2001年度 2000年9月 45KB
2000年度 (2次) 2000年3月 -
2000年度 1999年9月 68KB
1999年度 (2次) 1999年3月 -
1999年度 1998年9月 494KB
1998年度 (2次・飛び級) 1998年3月 45KB
1998年度 1997年9月 473KB
1997年度 (2次) 1997年3月 34KB
1997年度 1996年9月 157KB
1996年度 (飛び級) 1996年3月 150KB
1996年度 1995年9月 -
1995年度 1994年9月 466KB
1994年度 1994年4月 410KB

入試過去問題ダウンロード: 秋季特別課題文

オープンアクセスでない場合は書誌情報のみを示します。記事がオープンアクセスでない場合、郵送での取り寄せも可能です。

入学年度 試験実施時期 リンク/書誌情報
2025年度 2024年11月 課題文 (Nature 誌)
2024年度 2023年11月 課題文 (EOS 誌)
2023年度 2022年11月 課題文 (Physics Today 誌)
2022年度 2021年11月 課題文 (Physics Today 誌)
2021年度 2020年11月 J. N. Shive and R. L. Weber, "Similarities in Physics", 1982, CRC PRess (書籍), pp 25-29. (抜粋)
2020年度 2019年11月 課題文 (Physics Today 誌)
2019年度 2018年10月 課題文 (Physics Today 誌) (オープンアクセスではありません. 大学等の電子ジャーナルアクセスを通して読めない場合はご連絡ください).
2018年度 2017年10月 課 題文 (Physics Today 誌).
2017年度 2016年10月 課題文 (Physics Today 誌)
2016年度 2015年10月 Physics Today, vol.65, issue 3, p.66-67 (2012) [著者サイト での公開PDF]
2015年度 2014年10月 課題文 (Physics Today 誌)