「環オホーツク地域」は、夏は冷たく冬は海氷に覆われるオホーツク海を中心に、東は最も広大な海である太平洋、西には広大な北方林を有し冬季は寒極となるシベリア、南には日本列島・西部赤道太平洋、北には北極圏と、特徴の異なる地域の交差点となっている。このため、環オホーツク地域の気候形成・変動には、大気・海洋・海氷・陸面それぞれの過程に加えて、その間の相互作用が重要となる。こうした分野複合的な現象の解明に向けて、観測や数値モデルそして理論を組み合わせた研究を行っている。
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担当教員: 環オホーツク観測研究センター |