2007年度の修士課程学生受け入れについて
(内部向け募集要項−2007年7月)
受け入れ可能数:
2名
研究分野:
成層圏対流圏大気交換過程、対流圏オゾン光化学過程、
対流圏・対流圏界面領域用各種測定器開発、など
過去の主な研究テーマ:
赤道波動等に伴う成層圏対流圏大気交換過程(観測、GCM実験)
熱帯対流圏オゾン変動とバイオマス燃焼(観測、データ解析)
鏡面冷却方式水蒸気センサーの共同開発・改良(観測など)
現在・今後の自分の研究テーマ:
熱帯上部対流圏の水蒸気・雲と放射過程
対流圏界面領域に見られる波の力学および脱水・物質輸送過程
雲粒子デジタル撮像ゾンデシステムの開発
大気中の層状構造の生成・維持メカニズム
東南アジアのバイオマス燃焼(森林火災、焼畑)と大気質変動
石狩平野の気象・大気質変動
加えて、上記「過去の研究テーマ」にも引き続き取り組んでいます。
メッセージ:
「地球科学はいつも観測事実から始まる」と私は考えています。ですから、
学生の皆さんには是非じっくりと観測データを"見る"ことから始めて欲しい
と思っています。修士論文の具体的なテーマについては、(私の研究テーマ
を参考にしながら)学生さん自身で興味あるものを考えて自主的に選択する
のが理想であると考えています。
なお、私自身の地球科学に対する基本姿勢は、現場観測などにより自分なり
に現象を体感すること、および、理解を深めるために必要と思われれば測定
器開発や数値実験なども含めて様々な手法に慎重かつ大胆に挑戦すること、
の二点です。
私に少しでも興味がある人は、まずは気軽に話をしにきてください。
私の部屋はいつもドアを開け放しておくようにしてあります。
なお、過去の指導学生の研究テーマなど他の諸情報については、
http://wwwoa.ees.hokudai.ac.jp/~fuji/index_jp.html を御覧下さい。
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