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毎週月曜日と火曜日の午後には、研究を進めていく上での必要な技術修得並び
に講義に出てくる重要な概念の復習のための演習を行ないます。各演習の単位
の総和が4単位を越えた場合には演習Iの単位が出ます。以下の「コマ」という
単位は1講時(1.5時間)に対応します。
以下のスケジュールはあくまで予定であり、実際の演習の開講時期に関しては、
その都度連絡します。
- 計算機基礎演習(担当 向川, 深町; 1単位)
4/13, 14, 20, 21, 5/12, 19, 26 の4,5講時目 (月曜日は 3,4 講時目)
- フォートラン演習(担当 山崎;単位なし)
4/27, 4/28, 4/30 の3,4講時目(28日は 4,5 講時目)
- 地球流体力学演習(担当 久保川、水田;1単位)
5/11〜9/21の月曜日の4,5講時目の内、15コマ程度
- 大気海洋データ基礎演習(担当 塩谷、謝; 1単位)
6/2〜7/7の火曜日の4,5講時目
- 海洋観測法実習(担当 大島、深町、水田;0.5単位)
夏休み期間中2〜3日程度
- 大気海洋データ解析演習(担当 山崎、謝;1 単位)
10月中旬〜11月の月、火曜日の4,5講時目の内14コマ程度
- 数値計算法演習(担当 向川 他;0.5単位)
10月中旬から下旬の月曜日の4,5講時目の内, 6コマ程度
- 数値モデリング演習(担当 山中 他;0.5単位)
11月の月、火曜日の4,5講時目の内, 6コマ程度
- 大気観測法実習(担当 藤吉、川島;0.5単位)
1月頃、3日程度
- 計算機基礎演習(担当 向川, 深町; 1単位)
- 目的
- 我々大気海洋グループでは, 学生諸君に1人1台の PC/UNIX マシンを提
供している. この各人の計算機, およびグループ全体の計算機システムを使い
こなすための基礎的な知識を習得する.
- 内容
-
- PC/UNIX のセットアップ
- メールやニュースの読み書き
- さまざまな作画ツール
- テキストの整形
- UNIX 環境
- ネットワーク利用のお作法
- 備考
- 必ず履修すること。
- フォートラン演習(担当 山崎;単位なし)
この演習はフォートランを知らない人向けの補習授業である。プログラム言語
を何も知らない人は必ず受講すること。ただし、単位にはならない。
- (担当 塩谷, 謝;1 単位)
- 目的
- 大気・海洋の基礎的なデータにもとづき計算機を用いた演習をおこない,
データ解析の基礎について学ぶ.
- 内容
-
- 計算機上でのデータ表現.
- データ処理のためのさまざまな道具.
- 処理結果表示のためのさまざま道具.
- 簡単な統計量の計算.
- 基礎的なデータの利用方法.
- 地球流体力学演習(担当 久保川、水田;1.0単位)
- 目的
- 地球流体力学の講義を補完し、流体力学並びに回転流体力学に関する理
解を深めることを目的とする。
- 内容(予定)
-
前半: 流体力学演習:簡単な状況に対して流体力学の方程式を適用し、
問題を数学的に解く。また、それを図にすること等により、
流体力学について理解を深める。
後半: 回転水槽内で生じる現象を実際に見、
その力学を考えることにより、回転流体力学の基礎概念について理解
を深める。予定されている実験は、
- 非回転系と回転系の違い。回転流体の2次元性。テーラー柱。
- スピンアップ・スピンダウンとエクマン収束
- ポテンシャル渦度:水位変化と相対渦度
- ロスビー波(山岳ロスビー波)
- 海洋循環.水槽内でのスベルドラップ平衡と西岸強化
- 備考
- 地球流体力学の講義を合わせて履修すること。
- 海洋観測法演習(担当 大島、深町、水田;0.5単位)
- 内容(予定)
-
- 採水方法
- CTDの操作
- 塩分検定
- 溶存酸素滴定
- 流速計・切り離し装置の原理
- 係留系観測の概要
- 大気海洋データ解析演習(担当 山崎、謝;1単位)
- 目的並びに内容
- 当専攻の保有するデータを、自分でテーマを決め、
実際に解析することにより、データの扱い方、解析法、さらに、
現実の大気海洋現象に対する理解を深める。
- 備考
- 大気海洋データ基礎演習を履修していることが望ましい。
- 数値計算法演習(担当 向川 他;0.5単位)
- 目的
- 地球流体的題材をもとに実際に方程式を数値的に解くことにより、数値
計算とは何かを体得する。
- 備考
- 気候モデリング特論を合わせて履修することが望ましい。
- 数値モデリング演習(担当 山中 他;0.5単位)
- 目的並びに内容
- 具体的な気候の問題に適応した、実践的かつ簡単なモデルを構築し、
その振舞いを調べる。
- 備考
- 気候モデリング特論を合わせて履修することが望ましい。
- 大気観測法実習(担当 藤吉、川島;0.5単位)
- 内容
- ドップラーレーダ観測と地上観測を行い、
取得データを解析することにより、
大気観測の原理、方法、メソ大気現象について学ぶ。
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文責: 久保川 厚