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§5 講義

本コースでは大気海洋物理学・気候力学に関する基礎からの積み上げ式の講義が 行われ、また、専攻共通講義、他コースの講義や研 究科共通講義、起学専攻兼務の本コース担当者による起学専攻の講義等、非 常に多くの関連する講義が開講されます。このように多くの講義が開講されま すが、あまりに多くの講義を履修することは必ずしも理解を助けるものではあ りません。まず、コース開講授業で基礎をしっかりと身につけ、その上で、 各自の興味に従い、無理のない範囲内で他の講義を取って下さい。

なお、本学院では1年を4期に分けるクオータ制を取っており、週に2回1期も しくは週に1回連続する2期で1つの講義となっています。それ故、6月から11月 という授業もあります。

[コース開講講義]
# (M1)とあるものはM1の間に順番に履修することが想定されています。(M1,M2) とあるものは場合によってはM2で履修しても良いものを示しています。


[地球圏科学専攻共通講義]
# 基礎論は地球圏科学の全体像を把握するための授業です。修士課程2年の間に一 つ以上受講することが望まれます。


[その他の関連のある講義]
# これらの授業は、当コースの教員が他コースや他専攻で開講する講義、研究 科内の共通講義等です。地球環境科学総論はコースの授業が始 まる前に受講することが期待されています。その他は各自の興味に従い、無理 のない範囲内で受講下さい。


講義においては、受講したけれども結局よく分からなかったということが多い かと思います。これは、学生諸君のみならず、教員にとっても授業が無駄な 時間だったということになりますから、判らないことは躊躇せずに質問し、さら に、講義の後は必ず復習をし、疑問を残さないようにしてください。 一歩ずつでも確実に進んでいくことが重要です。(多くの授業を同じ時期に取って 消化不良に陥るよりは、履修する授業数を減らし、予習復習に力を入れた方が 良い場合もあります)。




Masahiro Watanabe 平成17年4月11日