地下鉄の乗り方
- ニューヨークの地下鉄やバスの料金は、$1.50で均一料金です。
古くから「トークン」と呼ばれるコインのようなものを使うのが一般的でした。
しかし、
「メトロカードゴールド」というプリペイド・カードは、95年から急速に普及し、
97年にはほとんど全ての駅で使えるようになり、
最近は地元の人は「メトロカードゴールド」というプリペイド・カードを使います
(ちょっと古い観光ガイドには使えない駅もあると書いてありますが今では全くないと思っていいです)。
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特にバスでは紙幣を受け付けないので、25セントコインを6枚も用意しなければならないので、カードをあらかじめ手に入れておくのは必須と言えるでしょう。
また、トークンやコインの場合は、バスからバスへの乗り継ぎの
場合にはトランスファーをもらわないとまた$1.50払う羽目になりますが、
カードだと自動でしてくれますし、地下鉄からバスの乗り継ぎも出来ます。
またカードは複数の人で使ってもいいことになっています。
4人までは取り次ぎも出来るそうです。
プリペイドカードですが有効期限が約1年ぐらいです。
- 私は$15.00の「メトロカードゴールド」しか使いませんでしたが、
カードは$3.00からある紙のような「メトロカード」というのもあって、
よく観光客が使っていたのを見かけました。
「メトロカードゴールド」はニューヨーク市内2000店で買うことが出来るということでしたが、
地下鉄の駅で買うのが一番簡単でしょう。
この夏から$20以上のカードにはプレミアムが付くそうです。
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大きな駅の朝は、トークンやカード売り場が非常に混みます。
窓口が1つか2つしかない上に、慣れない観光客がどの線に乗ったら良いか聞いたりするために、思いのほか時間が掛かります。
前日の空いているときにあらかじめ買っておくと良いでしょう。
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なお地下鉄の情報、特にカードの情報は
http://www.mta.nyc.ny.us/Welcome.html
に詳しくあります。
もっとも一般的な$15.00のカード。このビニール袋に入っているのを買えば、
ちゃんと$15.00分使えるよと表示されています(^_^)
(左)カード・トークン売り場。
(右)改札。トークンを入れるか、カードをスライドさせます。
カードをスライドさせると残りの金額が表示されます。
出るときはこれからも出られますし、写真の向こう側に写っている回転扉からも出られます。
地下鉄の路線図
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地下鉄やバスの路線図は、地下鉄のカードやトークン売り場で無料でもらえます。
マンハッタン以外の地図が欲しいときには、
ニューヨークの大きな2つのターミナルのGrand Central駅にある
Transit Museumのギフトショップの出店があって、そこの脇にたくさん置いてあります。
必ずしもいつもあるわけではありませんが、
JFKなどの空港のGrand Transportation Infomationや
National Parkに指定された名所(フェデラルホールとかグラント将軍の墓など)でも
見つかります。
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地下鉄やバスの路線図には、観光サイトに行くための地下鉄やバスのリストもあり、
とても便利です。路線図は数ヶ月毎に発行され、その旅に少し少し載っている情報が変わっていくようです。
特に、実際の観光には、地下鉄よりバスの方が便利ですが、
日本の観光ガイドにはほとんどバス路線は乗っていないので、
是非もらいましょう。
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ブルックリンやブロンクス、クイーンズに行く際には、
最新の地図で確認しましょう。
同じ線名でも1年に一回ぐらい行き先が細かく変更されているようです。
(左)地下鉄の路線図とバス路線図。
(右)その内容。
地上の地下鉄
マンハッタン島の北部を横切る深い谷があるので、
地下鉄が地上に出て効果になっています(東京の丸の内線の四谷や銀座線の渋谷のようなものです)。
またマンハッタン橋など
マンハッタンを出てブルックリンやブロンクスに架かる橋を通る地下鉄もあります。
1,9線の高架橋の上にある125st駅。
マンハッタン島の北にあるクロイスター美術館に行くM4のバスに乗ると見ることが出来ます。
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