NCAR(米国大気科学研究所)・コロラドロッキー山脈

1997年9月の下旬にコロラド州ボールダー(Boulder)にあるNCARを訪ねました。 ボールダーは、アメリカの大平原とロッキー山脈との境に位置し、 人口の1割が博士号を持つ大学研究所の都市です。 東側はまっ平らな地平線が続きますが標高は2000mあり、 中西部の大空港デンバーから車で1時間と交通には便利で、 日本からマラソン選手などが高地トレーニングのために訪れるところとして有名です。


NCAR(National Center for Atmospheric Research)


NCARはボールダーの町を見下ろす山の中腹にあります。 大変凝った建物です。 一つ一つの部屋は狭い印象を持ちました。


見学者のための立派な展示があります。 (左)トルネイドを説明する装置。 (右)動き方でカオス説明する振り子。


(左)計算機室。(右)背後の山。ここからロッキー山脈が突然西側に広がります。

コロラド・ロッキー山脈(ルーズベルト国立森林)

F. Bryanさんは大変親切な人で、 土曜日にロッキー山脈の中のルーズベルト国立森林に連れていってくれて、 数時間のトレッキングをしました。


Boulderの町に接する山の尾根から見たロッキー山脈。 右側に見える特徴的山がこの辺で最も高いLongs Peak(4139m)です。 4000mを越えているといっても、立っているところが既に2500mぐらいありますから、 1000mよりちょっと高いかな?という印象を受けます。 正面かこれから行くルーズベルト国立森林で、右側がロッキー山脈国立公園です。


氷期には氷河に覆われていた谷に点在する湖や湿原、森林が広がります。


朝には雲が掛かっていましたが、山頂が現れるようになりました。 (左)小規模ですがNavajo氷河とIsabelle氷河が見えています。 (中央)正面の谷の突き当たったところまで歩いてきました。 (右)紅葉が始まっています。

コロラド大学

日曜日の午前中、コロラド大学やボールダーの街を歩きました。


(左)ボールダーの町から中腹に見えるNCAR。 (中央)コロラド大学の学生宿舎? (右)コロラド大学のアメリカンフットボール場。

飛行機での夕暮れ

デンバー空港3:30AM発に乗り、ニューアーク空港は雷雨のため一時閉鎖で、 ペンシルバニア州上空で旋回し40分遅れで9:45に到着、 プリンストンの自宅には大雨の中ずぶ濡れで午前1時に着きました。


中西部のかなりの農場は、地下水を組み上げてスプリンクラーで回転させながら散水するために円形をしています。


夕暮れが迫り、積雲のトップだけが光ります。


夕闇が迫ります。


(左)時間調整で2回旋回しました。 今までとは逆向き、夕日の方向に10分ぐらい戻って飛ぶのは変な気分です。 この時使っていたデジタルカメラDC-2は非常に暗くても撮ることが出来るので、 (右)宵の明星が写っています。


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