はじめての放射線計測

いざフィールドへ

 原発事故により大気中に放出された放射性物質は、風により遠方まで運ばれ、雨により地上に降り注ぎ、大地や木々を汚染した。 エネルギー校正因子を特定するには至らなかったが、2 つの暫定値を得ることはできた。 そこで、福島原発事故による放射能汚染が報告されている地域に行って、実際に測定を行ってみた。 ピークの位置をまとめると次の表を得る。 これに基づいて最小二乗法で求めたエネルギー換算式は E = -15.8 + 55.5 U となる (右下図)。
Cs-134 Cs-137 Cs-134 K-40
unit 11.2 12.2 14.6 26.6
エネルギー (keV) 605 662 796 1461

最小二乗法によるエネルギー校正直線


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