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第 50 回 大気海洋物理系 B 棟コロキウム のおしらせ
日 時:1999年 11月 29日(月) 午後 4:30 〜 6:30
場 所:地球環境科学研究科 803A (場所がいつもと違います)
発表者:西浜 洋介 (気候モデリング講座 M2)
題 目:海洋音響トモグラフィ─データ、TOPEX/POSEIDON データと
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海洋音響トモグラフィ─データ、TOPEX/POSEIDON データと (西浜 洋介) 発表要旨 :
先行研究 Kuroshio current systemにはほぼ2つの定在的蛇行路が存在し、1つは、144E及び150E 及びに峰を持つlee-wave meander であり、もう1つは、160E付近のシャツキー海嶺上に 峰を持つ蛇行路であり、2週間から2ヶ月の変動である中規模擾乱をその流域に伴う不安 定な流れである。(Kawai 1972,Mizuno and White 1983)。 また、155E付近のシャツキー海嶺以西と以東では変動成分の伝播法が異なっており、 以西ではごく弱い東向きの伝播でありほぼ定在波となっており、以東では強い西向きの 伝播波となっている。 以東の西向きの伝播波は傾圧ロスビー波に起因すると推論されているが、以西の定在 波についてはその力学は解明されていない。(Mizuno and White 1983) 本研究の目的 2層準地衡モデルとOAT(海洋音響トモグラフィ─),TOPEX/POSEIDON データとの同化に よって黒潮続流域における変動成分の力学を解明することを目的とする。 第2回目の中間発表の内容 1. 2層QGmodelの詳細(支配式、計算法、力学効果等) 2. 2層モデルの諸条件に対する感度実験の結果及びエネルギー輸送計算 の結果(同化のパラメータ等の決定) 3. データ同化の数学的基礎の詳細について 4. ナッジング法を用いてTOPEX/POSEIDONと2層準地衡流モデ ルの同化実験を行った結果を示す 次回の発表者 奥村 夕子 (大循環力学講座 M2) 12/6(月)
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