第14回 大気海洋物理系 B 棟コロキウムのお知らせ
日 時:1998年 9月 14日(月) 午後 4:30 〜 6:30
場 所:地球環境科学研究科 管理棟 2F 講義室
発表者:新家 康裕 (気候モデリング講座 M2)
題 目:表面水分布モデルの作成途中経過
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発表要旨:
Koe(1997)で、SWAM というモヂルが紹介されている。SWAM の目的は、
陸上の表面水の分布をシミュレートすることで、入力としては "降水"、
"蒸発"、"runoff"、"地形"、"水の移送方向" が与えられる。Koe(1997)
では、北アフリカの一部へ適用するだけに留まっているが他の地域に
適用するとどうだろうか?また、表面水の分布の移り変わりなどを表現
できるようになればおもしろそうである。
ということで、現在、Koe(1997)を手本に表面水の分布をシミュレート
するモデルを作成している。入力の地形データには、ETOPO5(5'x5')を用
いる。モデルの実行時に必要となる "水の溜り得る領域(PWA:potential
water area)" を計算した際に ETOPO5 について気付いた点があるので述
べる。その他、途中経過について述べる。
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連絡先
岡田直資 / 谷口 博 @北海道大学大学院地球環境科学研究科
大気海洋圏環境科学専攻気候モデリング講座