講義

本コースでは大気海洋物理学・気候力学に関する基礎からの積み上げ式の講義が開講されます。それに加え、専攻共通講義、他コースの講義や学院共通講義、 起学専攻兼務の本コース担当者による起学専攻の講義等、多くの関連する講義も開講されます。このように多くの講義が開講されますが、あまりに多くの講義 を履修することは必ずしも理解を助けるものではありません。まずは、コース開講講義で大気海洋物理学・気候力学をしっかりと身につけて下さい。 その上で、各自の興味に従い、無理のない範囲内で他の講義を取って下さい。また、特別講義を除く通常の講義は、基本的には、毎年開講されますので、取りた い講義がたくさんあるときには、2年計画で受講してください。

講義内容に関しては、大学のシラバス
    https://syllabus01.academic.hokudai.ac.jp/Syllabi/Public/Syllabus/SylSearch.aspx
を御覧下さい。

[コース開講講義]

・大気海洋物理学基礎論(M1)		 Q1 		週2回 		全員が理解しておくべき内容。

・大気海洋解析法特論(M1) Q1-Q2 週1回 演習とリンク
・地球流体力学特論(M1) Q1-Q2 週1回 演習とリンク
・大気環境科学特論(M1、M2) Q1-Q2 週1回
・極域海洋学特論(M1、M2) Q1-Q2 週1回
・大気力学特論(M1) Q2-Q3 週1回
・海洋力学特論(M1) Q2-Q3 週1回
・気候変動特論(M1、M2) Q3-Q4 週1回
・気候モデリング特論(M1、M2): Q3-Q4 週1回 演習とリンク
・地球圏科学特別講義IV: 九州大学 木田 新一郎 准教授(9月6日-7日の2日間)と
東北大学 伊藤 純至 准教授(9月27日-28日の2日間)

# (M1)とあるものはM1の間に順番に履修することが想定されています。(M1、M2)= とあるものはM2で履修しても良いものを示しています。

[地球圏科学専攻共通講義]

・古環境学基礎論		 Q1		週2回

・地球雪氷学基礎論 Q1 週2回
・大気海洋化学基礎論 Q1 週2回
・遠隔情報学特論 Q2 週2回
# 基礎論は地球圏科学の全体像を把握するための講義です。修士課程2 年の間に(大気海洋物理学基礎論以外に)一つ以上受講することが望まれます。

[その他の関連のある講義](開講クォータはシラバスで確認すること)

・環境科学総論		(学院共通): 4月5-7日(オンライン同時配信の予定。

                         対面の場合は、環境科学院D棟D201大講義室
・寒冷圏気象・気候学特論 (雪氷・寒冷圏科学コース)
・実践環境科学総論I (起学専攻)
・水循環学特論 (起学専攻)
・水資源学特論 (起学専攻)
・環境解析学特論 (起学専攻)
・(環境と人間)「気候変動を科学する」 コース教員の多くが担当する学部講義: 前期火曜第5時限目
・大気海洋物理学基礎論[英語] Q1 週2回
・Advanced Course in Climate Change Impacts[英語] (起学専攻)

# これらの講義は、当コースの教員が他コースや他専攻で開講する講義、学院内の共通講義等です。環境科学総論はコースの講義が始 まる前に受講することが期待されています。その他は各自の興味に従い、無理のない範囲内で受講下さい。


講義においては、受講したけれども結局よく分からなかったということが多いかと思います。これは、学生諸君のみならず、教員にとっても講義が無駄な 時間だったということになりますから、判らないことは躊躇せずに質問し、さらに、講義の後は必ず復習をし、疑問を残さないようにしてください。 一歩ずつでも確実に進んでいくことが重要です。また、時間を全て講義で埋める人もいますが、多くの講義を同じ時期に取って 消化不良に陥るよりは、履修する講義数を減らし、予習復習に力を入れた方が 多くの場合は好ましい結果を導きます。