指導教員について

本コースでは,まず,基礎的なこととこの分野の概略を学び,その後に,自分の興味と適性を考え,修士研究の指導を仰ぐ教員を自分達で選択して貰います.それ 故,皆さんの入学時の指導教員は全員同じにしてあります.この取り敢えずの指導教員を我々は仮指導教員と呼ぶことにします. 質問や何か教員の助けが必要なときには,周りのどの教員に訊いても構いませんが,もし,誰に話して良いか分からないときには,仮指導教員の堀之内 准教授、副仮指導教員の藤原 准教授にお尋ね下さい.

堀之内 武:
藤原 正智:



修士論文の指導を仰ぐ最終的な指導教員の選択の手続きとして は以下のようなものを考えています.

(1) 6月半ばまでに,各教員の研究分野,教育に対する考え方,受け入れ可能学生数等を書いた資料を配付します.それをもとに学生諸君は自由にいろい ろな教員の話を聞きに行くこととしますが,複数の教員に話を聞きに行くことを強く求めます. どの教員にも話を聞きに行ってない場合,指導教員の選択ができずに修士論文が書けなくなりますから,充分に計画して話を聞きに行くようにしてください.

(2) 7月の終わりに,上の資料並びに各教員の話,先輩からの情報等をもとに指導教員の選択をしてもらいます.このとき志望できる教員は,(特段の配慮が必要と判断される場合を除いて)話を聞きに行った教員に限ります.なお,一人の教員が指導できる学生の数には限界がありますので,みなさんの志望の結果次第では人数調整が必要なときがあります.この人数調整も含め,この選択の一切は,学生側で話し合ってやってもらいます.

(3) 8月以降,専門的な勉強を進めていった結果,指導教員を変更したくなった場合には,受け入れ側指導教員の承諾が得られれば何時でも変更 してよいとします.
なお,指導教員を一人に決めたといっても,教員自身も専攻内外の教員・研究者と協力関係にあり,必ずしも一人の教員の指導を受けるということにはなりません. また,指導教員の選択の後も,学生諸君が自分で考え,積極的に多くの教員の話を聞くことを我々は奨励します.どの教員も扉をノックしさえすれば答えてくれるはずです.