谷本陽一
受け入れ可能人数:2-3人

1.研究室ですすめているテーマ

・海盆規模における大気海洋相互作用
熱帯、熱帯外のそれぞれで、海洋は大気に対してどのように影響を
与えるかについて興味をもっています.アプローチはさまざまあり
ますが,観測的に示すことは重要な取り組みだと考えています.

海洋循環が担う10年規模変動は地球温暖化の加速・減速を担うペース
メーカーとも考えられていますので、そのような加速・減速に伴い
熱エネルギーの再配分がどのように生じているかが現在の興味です。

過去の修士論文のテーマは,上記の研究対象を超えて,いわゆる
大気海洋相互作用全般にわたっています.
http://wwwoa.ees.hokudai.ac.jp/people/tanimoto/lab/master_thesis.html
必ずしも,相互作用でなくとも,大気と海洋の双方が関わるテーマで
あれば,お付き合いできると思っています.

2.修士論文の進め方の方針
 基本的にテーマの決定は,興味ある事柄をレビューして決める
ことにしています.修士論文のテーマなりそうなことはいくつか
ありますが,なるべく自分で方向性を決めた方が最初は大変でも
進めていくとより楽しいのではないかと思います.

3.希望するかたは必ず事前に相談に来てください.

Course in Atmosphere-Ocean and Climate Dynamics